何度も通り掛かって、様子を視ていて、「何か気になる…」と思っていて、他方で「間近に寄って眺める」ということをした経過が無いモノ…存外にそういうモノは色々と在るように思う…
そんなモノの一つが、実はコルサコフに在った…「列車に乗ってみよう…」という思い付きでコルサコフを訪ねることとした際、念頭に在ったのはその「気になる…」他方で「間近に寄って眺めていない」というモノを視ることであった…
↓こういう顔の描かれた大きな壁が在る…レーニンの顔だ…
↑コルサコフ港からユジノサハリンスクへ向けて移動する際に通る道筋から視える…場所としては「コルサコフ駅」から近い…
↓港のエリアに、こういうような壁が築かれている…色々と画が描き込まれた感じだ…
↑“1870”と“1980”という数字が両端に少し目立つが…これは「レーニン生誕110年」に寄せて造られたモノで在ることが伺える…
↓1905年頃の議会制度が登場して行く頃の経過をイメージした画…
↓1917年の革命をイメージした画…
↓内戦を経て、1922年にソ連が成立する状況をイメージした画…
↓第二次大戦を戦い抜き、戦後は産業を復興させ、宇宙飛行士も登場するようになって行ったという経過をイメージした画…
こういうように、なかなかに凝ったモノなのだが…
↓然程顧みられるでもなく、特に綺麗に整備されている感じでもない場所に、何となく佇んでいる…
この“壁”自体、もう直ぐ40年になろうかというような代物だ…近くで視れば、多少の傷みも見受けられる…
この種の「中途半端に古いモノ」が何となく面白い…
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