N.V.ルダノフスキー胸像(2017.09.09)

サハリンスカヤ通の、海事史関係の人物の胸像が据えられた広場は4箇所在るが、中の3箇所で整備工事が行われていた。9月に入って、それらの工事が竣工しており、胸像の近くに寄ることも出来るようになっていた…

↓映画館の傍に在る、ルダノフスキーの胸像だ…
on 09SEP2017 (5)
↑何か非常に渋い感じで、気に入っている…工事が終わって近寄れるようになったので、久し振りに眺めてみた…

この人物はネヴェリスコイ提督の麾下で、サハリン南部を踏査したことで知られる人物だ。サハリンに関してロシアで語られる際、「遺されている記録として最も古い」というモノが、このルダノフスキーの調査記録であるという事例も少なくないようだ…

↓整備工事が竣工し、広場に寛ぐ人達が戻った様子を、厳めしい顔をしたルダノフスキーの胸像が静かに見守っているような風情が、何となく好い…
on 09SEP2017 (4)

この人がサハリンを踏査した1853年から1854年頃…道路が整っていたでもない中、きっと物凄く苦労したのだと、勝手に想像してしまう…この胸像の目線の先には、車輛の通行量も多目なサハリンスカヤ通が在る…

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