休日の土曜日の日中…何となくコルサコフへ足を運んでしまった…
↓コルサコフの街の広場にこんな胸像が在る…(像に焦点が合って、背後の空がボケる感じは、「レンズの絞り開放でも速いシャッター」ということが出来る<X100F>の御蔭だ!!)
↑ミハイル・セミョノヴィチ・コルサコフ(Корсаков, Михаил Семёнович)(1826 - 1871)という人物の胸像である…
コルサコフでは、1853年のムラヴィヨフスキー哨所の開設という故事を建都と位置付けている。ムラヴィヨフスキー哨所は、クリミア戦争等の事由で運営出来なくなり、1854年に一旦は休止してしまう。そして1869年に活動を再開することとなった。その際、当時の東シベリア総督であったミハイル・セミョノヴィチ・コルサコフに因んで“コルサコフスキー哨所”と改めて命名した。
この「コルサコフスキー」から「コルサコフ」という通称が起こり、辺りの地名として定着し、日露戦争後に日本領となるまでコルサコフとして知られていた…1946年以降のソ連化以降、日露戦争前のコルサコフが地域の地名として採用されている…
↓この胸像は、1993年に「建都140年」ということで登場したモノということである…
ハッキリ言えば…このミハイル・セミョノヴィチ・コルサコフ総督自身は、地域との縁が然程深いのでもないのだと思えるが…「街の名の由来になっている」ということで、立派な胸像が1993年に設けられている…以来、この胸像はそれなりに大切にされていると見受けられる…
コルサコフに立寄ると、この胸像の前を通って「来ましたよ!」と報告してみたい気分になる…
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