レーニン通を南下してプルカエフ通の西寄りな辺りに至り、プルカエフ通に入って東側へ進んで行く…コムソモリスカヤ通にまで至ると大きな商業施設が在る。その手前である…
↓こういうプレートを見付けた…

随分以前、モスクワでこの種の「建物に掲出されたプレート」を方々で視た。文化人、政治家、軍人、官吏等、功績が伝えられる人達に所縁の場所であること等を示すプレートだ…ユジノサハリンスクでも、官公署や古くからの会社等の建物の壁に、関係分野での功労者を顕彰するためのプレートが掲出されている例を視掛ける…
プルカエフ通でプレートを視掛けた…申し訳ないが、建物が伝統を感じさせる重厚なモノにも視えず、官公署か何かという風でもないので、何か「どういう人を顕彰しているのか?」と気になった…
↓「この通はマキシム・アレクセェヴィチ・プルカエフ上級大将、1945年8月のサハリン及びクリルを解放したソ連軍部隊の指揮官を記念したものである」とプレートには在る…

↑文の脇の人物は、よく視れば軍服を着用している…
M.A.プルカエフ(1894-1953)は、独ソ戦を戦い、1943年4月から極東方面で指揮を執り、1945年8月の対日参戦時に実戦部隊の司令官を務めている。戦後は極東管区の司令官を務め、後年は最高会議の代議員を務めたとのことだ。
この通の場所が、殊更にプルカエフ上級大将と縁が在ったのか否かは判らないが…こういうような形式で史上に足跡を遺した人物を伝える…少し興味深い…
因みに…このプルカエフ通を東端まで進めば、アジアリーグアイスホッケーの試合が催される<クリスタル>に至る…
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