コルサコフ港北埠頭(2018.02.03)

休日である土曜日の朝…

例によって、24時間営業のカフェでボリュームの在るサンドイッチの朝食を愉しんだ…未だ暗い感じの時間帯だったが…ふと思い立って鉄道駅の前のバス乗り場へ足を運び、コルサコフへ向かった…

バスがユジノサハリンスクから南下する間に、夜が明けて明るい感じになった。コルサコフでは、「摂政宮殿下が行啓の折り…」という故事が伝わる、港を一望できる高台へ向かった…道路の除雪は施されており、路面がやや硬く凍ってはいたが、何とか目指す高台に辿り着いた…

↓眼前に拡がった、北埠頭の光景である…
03-02-2018 Port of Korsakov (3)
↑浪静かな港の辺りで、海面が凍っているか、半ば凍っている…サハリンに入る物資の大きな部分を占めているらしい、ウラジオストクからのコンテナを積んだ船が北埠頭に停泊中だ…彼方の、サハリン島南西部の山地に至るまで、朝陽の光に浮かび上がり西天の彼方に去ろうとしている朝の白い月も視える…

何度も視ている場所ではあるが…こういう「雰囲気」は初めてだ!

感動を覚えた他方…氷点下15℃近い中、やや強めな冷たい風が、特に遮るモノも無い高台をなかなかの勢いで吹き抜ける…「風が微弱な状態での更に低い気温」よりもキツいことは免れ悪かった…

この記事へのコメント