「凍る海面?」:スタロドゥプスコエの流氷(2018.02.10)

ユジノサハリンスクから北東のドリンスクへ向かい、ドリンスクからオホーツク海岸のスタロドゥプスコエへ向かった…

↓異様な光景だ…
Стародубское 10-02-2018 (54)
↑本来は「水平線」として視えるような辺りまで、全て氷に埋め尽くされ、「埋立地」または「干拓地」のような様相だ…

海を漂う流氷の量が多くなり、密度が濃くなって、湾のような地形のスタロドゥプスコエ辺りで流動性が損なわれ、確り固まってしまい、そこに積雪が加わっている…

「雪原」というモノが在るが…そういうモノは、大概は近隣の建物や、山地や丘陵、森林が視野に入る…が、ここでは「野球場が何個出来る?!」というようなことを連想する広い範囲、何も遮るモノが無いような状態で、「水平線」という位に離れている辺りまで一面に氷なのだ…

少し驚いた…以前に紋別を訪ねて眺めた流氷は、「海の上を漂って集まっている」という風情で、“アルキメディアン・スクリュー”なるモノを装備して氷を切り拓くように進む<ガリンコII>号で海上を遊覧航行したものだ…ここでは…徒歩、またはスノーモビールで「本来は海上」である場所を移動可能である…

私自身は「本来は海上」である場所を歩き回ることがやや不安で、然程遠くまで行かずに眺めたが…夥しい数の人達が、沖側に進んで行って「氷に穴を開けて行う釣り」を愉しんでいる…

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