G.I.ネヴェリスコイ胸像:<アルセーニエフ記念沿海地方総合博物館>(2018.04.15)

↓こういうような風貌の、少し年配な男性…「何処かで出くわしそう…」な雰囲気が在るような気がする…
Vladivostok on 15-04-2018 (61)
↑何か「強い意志」を秘めたような、力強さが滲み出る、活き活きした感じの彫刻だと思った…

↓サハリンでは「地域の事を広く知らしめる功績が在った」と殊更に有名であるような感のネヴェリスコイ提督の胸像であった…
Vladivostok on 15-04-2018 (60)
↑何時頃の作品かはよく判らなかったが、とりあえず彼の氏名が「旧式表記」で入っていた…

ネヴェリスコイは、ムラヴィヨフ総督の指示の下、サハリンやアムール川流域での調査活動の指揮を執っている。沿海地方に在っても、「地域の事を広く知らしめる功績が在った」ということになる人物なのだ…

ネヴェリスコイがサハリンや沿海地方で功績を挙げたとされるのは1850年代…日本の幕末期に相当する訳で、“写真”は既に在るのだが、人物の風貌に関しては「写真で伝えられる」という場合も在る他方に「肖像画が伝わる」という場合も在る…そういう事情の故か、ネヴェリスコイ提督については、方々で視掛ける像に関して、像の風貌のイメージが「やや一定しない」感じもする…

それにしても、サハリンで馴染みのネヴェリスコイ提督の胸像にウラジオストクで出くわすと…「あら!?こんな所で…元気ですか?」とでも声を掛けてみたいような、少し不思議な気分が沸き起こった…

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