なかなかに感じも好く、肝心のペリメニが美味かったので、「滞在中にもう一度…」と思った。お店の方に訊ねれば、特段に店休日は無く、毎日のように昼食時間帯の前から夜まで営業しているということだった。「日曜日の昼?」と訊ねれば、「勿論営業。但し、日曜日は平日に提供中の“ランチ”は無い」という話しだった。それはそれで結構である…
↓そして日曜日の昼、ウラジオストクを発つ前に再訪してみた…

↑小麦粉を使って作るペリメニを提供する店…ということで、「小麦を育てて粉を作り…粉を使ってペリメニの生地を作る…」というイメージのディスプレイが店内に在る…
夜に寄った時にも気付いたが、他の来店客が多目だったので写真は遠慮していたが、今般は着席時点で多少空いていたので、ディスプレイの写真を撮っておいた。何となく「昔から在るような小麦粉の袋」が面白い…
↓黒ビールを頂きながら待っていれば、頼んだペリメニが運ばれて来た…

↓「おばあさんのレシピ」と称し、ガーリックが具材に交じっているモノが、なかなかに気に入った…

↑ペリメニは、「モチモチとした感じの生地」を使って、丁寧に具材を包み込んで作る。熱湯で加熱する「水餃子」風な作り方が主流のようだ…
↓「シベリア風」というスタンダードな代物は、「スープ入りに…」というようにオーダーしてみた。50ルーブル加算で出来るようになっている…

↓この<コンデューム>というモノは、19世紀の料理で廃れてしまっていたというが、歴史家が再現したレシピを参照し、この店で出すようになったという代物…

↑これも食べ易くで好かった…
ペリメニには何れも「スメタナ」(サワークリーム)が添えられる。他の調味料も、40ルーブル出すと添えられる。最初に寄った時には、全てのペリメニに「スメタナ」が添えられていることを知らなかったので、何となくマヨネーズを頼んだ…マヨネーズも好かったが…「スメタナ」を点けるのが妙に好い…
↓ペリメニの後、「ピラジョク」(ピロシキ)を「デザートの気分」で頼んでみた。

↑右がキャベツ入りで、左がジャガイモ入り…何れも美味かった!
このペリメニの店…何となく「ウラジオストクの想い出の店」という感である…
>>Пельменная "Ложки-плошки", пельменная Владивосток(ウェブサイト-露語)
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