アレウツカヤ通の風情(2018.05.06)

↓ウラジオストクを去る前、駅の辺りへ向かってアレウツカヤ通を歩いていて、何気なく足を停めた…朝からの曇天が俄かに好転し、何となく眩しい感じにもなっていたのだったが…
Vladivostok on 06-05-2018 (22)
↑上りや下りが複雑に入り乱れている坂道で構成されている街の、古くからの都心部の一隅を占めているアレウツカヤ通…やや凝った形の街灯が坂道に沿って並ぶ感じが好ましいと思った…右手に視える、少し年季が入った集合住宅らしい建物も味わいが在る…

偶々、4月も5月も駅の周辺から一寸上がった辺りの宿を利用した関係で、アレウツカヤ通は「到着直後から立ち去る直前まで」と随分多く歩く機会が在った…

確か…<アレウト>という船の乗員等が道路の整備に関わったという故事に因んで、<アレウト>が形容詞化して「アレウツカヤ通」と名付けられた…と聞いた…ソ連時代は、違う名前になっていたかもしれないが…最初に通を整備した人達は、この通が「車輛が溢れて渋滞する場面も見受けられる」ようになるとは想像もしなかったことであろう…

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