鉄道会社による「5月9日」の飾り(2018.05.06)

↓ウラジオストク駅の傍、<РЖД>という鉄道会社のロゴも視えた建物に掲出されていた幕だ…
Vladivostok on 06-05-2018 (2)
↑5月に入ると、対独戦の終戦である「5月9日」に関連する飾りが方々に出る。これもそうした例の一つだ…

ロシアの鉄道関係者の中には「鉄道を担った先達は、“勝利”を運ぼうと奮闘を続けた」という想いが強いようだ。ウラジオストク駅にも往時の機関車が展示されているのだが、戦時に鉄道は人員や物資の輸送手段として大いに活躍したのだ…

この飾りの幕も、そういう鉄道関係者の想いが反映されているようで、ウラジオストク駅にも在るような型の機関車が描かれている…

機関車の上を、平和の象徴たる鳩が舞っているが…鉄道は平和な時代に人々の夢や物語を運ぶような存在である方が、当然ながら望ましいものではあると思える…が、平和をもたらそうと、戦時に必要な輸送活動を必死に担ったという歴史は忘れる訳にも行かない…

色々と考えながら、思わず足を停めて眺めたのだった…

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