アレウツカヤ通:坂道…(2018.06.11)

ウラジオストク都心部は、金角湾の海岸に平行するような通が東西に延びる街路―沿海地方政府の大きなビルが視える辺りが西寄りで、<黄金橋>を潜った向こうが東寄り―で、そこに南北に延びる街路となっている通が交差している。地図で視れば「概ね碁盤の目」なのだが、殊に南北に延びる通は「上り、下りが複雑に組み合わさっている」感で、東西に延びる通も海岸を半ば望むようで平坦なスヴェトランスカヤ通を除くと「段々状態の場所で、各々が上り下りを組み合わせている」ように設えられているので、歩き廻ると「何やら地図とは勝手がかなり異なる…」というように思える…

こういうウラジオストクの様子に触れて、かなり以前に立寄った米国のサンフランシスコを思い出した。あそこも、地図を視れば街路は「概ね碁盤の目」でありながら、各々の通がのぼりや下りの組み合わさった状態なので、歩き回る時の勝手が酷く異なったことが記憶に残る…

↓アレウツカヤ通である…坂道の辺りに建物が建っている。建物の低層階が上階よりも狭いかもしれないように視える…ウラジオストクでは、こういうように視える場所が多い…
11-06-2018 Vladivostok vol02 (25)
↑金角湾の東端寄りの辺りを南北に延びる通で、複雑に上りと下りが組み合わさっている…自身は「下り」で歩いていたが、<X100F>のレンズを通して視ている向かい側では、「上り」で歩いている人達の姿が視える…

このアレウツカヤ通は、ウラジオストクでは建都から日が浅い頃からの通らしいが、1923年5月から1992年8月までは<10月25日通>と称していたそうだ…

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