アレウツカヤ通とスヴェトランスカヤ通との交差点(2018.06.11)

「時には…」とウィスキーやカクテルのグラスを傾け、少しばかり馴染んだアレウツカヤ通をゆったりと歩き、「宿に引揚げる前に、軽く夜食を頂いて…」と考えながら、スヴェトランスカヤ通との交差点に至った…

↓大変に気に入っている眺めでもある…少し暗くなり始めたような、未だ灯りが入らない頃の風情である…
11-06-2018 Vladivostok vol02 (43)
↑「休日の夜」で、やや交通量は少ないかもしれないが…「何時でも静か過ぎる…」という感の稚内のような場所を思えば、「充分に賑やか」という程度に感じる…

恐らく…建都から日が浅い頃には、(当時と呼称が異なるかもしれないが)「南北に延びるアレウツカヤ通に対して、東西に延びるスヴェトランスカヤ通」という感じで街路が整備され、順次色々な通が登場して行ったのであろう…「街の歩み」と共に在るような通が交差している場所だ…

前日に参加したツアーの時、船着場から<中央広場>へツアー会社の方の車で移動した。その時、「スヴェトランスカヤ通には“100年を超える経過”を有するような建物ばかりが並んでいる」としていた。趣きが在る、旧い建物が多く見受けられるスヴェトランスカヤ通だが、「近年の街の様子に大きなインパクトをもたらしている」と見受けられる巨大な<黄金橋>の一部が視えているのも面白い…これが加わることで、「ウラジオストクが歩んで来た経過と未来とが同居している」という不思議な空気感が生まれているようにも視える…

何度でも佇んでみたいような地点だ…

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