“ガーゴイル”が飾られた建物:オケアンスキー通(2018.06.11)

<中央広場>が視える辺りから、北寄りな方向への上り坂が在り、交通量も多い…オケアンスキー通だ…

↓オケアンスキー通の上り坂に入って程無く、不思議な飾りの在る建物が眼に留まる…
11-06-2018 Vladivostok vol02 (8)
↑“ガーゴイル”と呼ばれる想像上の動物だ…

↓坂の上の側、建物の側面の感じだ…
11-06-2018 Vladivostok vol02 (9)
↑欧州で流行った経過が在るような感じの造りで、色々な飾りが面白い…

この建物…嘗ては「日本総領事館」であった建物なのだそうだ…

1876年に当時の日本政府はウラジオストクに「貿易事務館」を設置し、それが1907年に至って「領事館」ということになったという。その後「総領事館」に格付けが上がっている。そして1914年に最初の木造の建物が取り壊され、現在は博物館になっている建物に総領事館が入居し、1916年に画の建物が完成して総領事館になったのだという。そして1946年まで、この建物が総領事館であったのだということだ…

因みに…この建物は、現在は裁判所になっているそうだ…

不意に古くからの経過が覗く建物に出くわす…こういうのが、他所の街を散策する楽しさである…

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