樺太時代の紙幣=日本の古い紙幣(2018.07.03)

日頃から紙幣は何気なく使用するモノだが…紙幣は時代を問わず、国や地域を問わず、「偽造を妨げる」というような見地も在って、「同時代の最も手が込んだ印刷物」と言ってしまっても差し支えないような側面が在ると思う…

↓サハリンに伝わる「樺太時代の出版物」というテーマの展示の中、樺太時代の紙幣、換言するとその時代の日本の紙幣が何点か展示されていた…
03-07-2018 Библиотека (6)
↑「1円」の紙幣は大正時代のモノだが…「50銭」、「10銭」、「5銭」の紙幣は“昭和18年”とか“昭和19年”の代物だ…

以前に日本銀行の資料館に立寄って、往年の紙幣を色々と視たような記憶は在る。(勿論、視たことも無い旧いモノを、資料館で一瞥して全て記憶しているのでもないが…)そういう旧い紙幣の中で“銭”という単位のモノを視ると、やや驚く…「“100銭”=“1円”」な訳で、現在では通常は使っていない単位だ…

昭和の18年や19年…1943年や1944年…やや小さく視える“銭”の紙幣…多くの人達が盛んに使っていたのだろうと想像しながら、何となくゆっくり眺め入ってしまった…

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