<レトロミュージアム>には、ソ連時代のモノを中心とした民間、軍用等の各種車輛、各国製の往年の車輛、その他が展示されている。展示品は独自に修復、或いはメンテナンスが行われている様子だ…
↓“展示”なのか、修復を待つ旧い車輛ということなのか…少々、判然としなかったのだが…多少「懐かしい…」という印象を抱きながら眺めた…
↑これはトロリーバスだ!車輛の天井、画では左に向かってポールが延びている…このポールを道路の高い場所に張り巡らされた架線に引掛けて電気を引き込み、車内のモーターで車輪を駆動させて走行する…「道路を走るバス」のようでいて、「路面電車のように架線から電気を受けてモーターを回して走行」なのである。道路に軌道は敷設されないが、架線は必要だ…
こういうような型のトロリーバス…1990年代にモスクワで時々利用していた…バスの外観だが、バスのようなエンジン音が聞こえるのでもない…不思議な乗り心地だった…架線が在る場所だけを走るので、普通のバスのように小回りが利くのでもない…
この種のトロリーバス…かつてはウラジオストクでも方々に走っていたらしい…現在は?殆ど無い筈だ…
こうしたミュージアム…走り回る姿が視られなくなったモノの姿を伝える訳で、存外に有意義な施設かもしれない…
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