<かごっまふるさと屋台村>は、鹿児島県内の産品を利用した料理や銘酒を供することを中心とした小さな店が集まっていて、地元の人達から来訪者まで、市内、県内、県外、更に国外からの色々な人達が集まって気軽に楽しめるという場所だ…
今般…別府を発って、幾つもの県境を越え―大分県内を北上し、福岡県を東西に縦断して、佐賀県の東部を経て熊本県を南下して鹿児島県に入った…―て鹿児島に辿り着いて宿に入った後、一寸足を運んでみた…
鹿児島中央駅前…東口の広場から路面電車の軌道も敷設された広い道路を望んで進む…路面電車の高見橋停留所が視えるような辺りに差し掛かると<かごっまふるさと屋台村>である…
<かごっまふるさと屋台村>では…「料理を少々頂いて銘酒を一杯…」という具合に、何軒かを梯子するというようなスタイルが愉しい…そういうことを想いながら、とりあえず方々の焼酎を愉しみながらおでんを摘まむ1軒目の店へ…
↓こういう具合で…メニューに在った「黒豚」というモノが出て来た…

↑「蒸籠で蒸すので、他のモノより一寸時間が要ります」ということだったが、“時間”という程に待つのでもない…
↓枕崎の鰹節で作るというおでんの出汁を使って、キャベツと黒豚のスライス肉を蒸す…これが酷く美味い!!

↑脇の小鉢に用意した、おでんの出汁に柚子胡椒を入れて、キャベツと肉を点けて頂くのだ…
鹿児島に2泊したのだったが…初日に酷く美味かったので、第2日にも立ち寄って「昨日のアレが!!」と再度頂いてしまったのだ…
実は写真好きらしいお店の方に「フィルムのカメラ?!」と尋ねられた<X-Pro2>でこの料理の写真を撮ってしまったが…写真を眺めて、「鰹節の出汁で蒸した豚肉…」を懐かしむようになって行くことであろう…
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