広島の東側…山陽線の列車で広島駅から40分程進むと西条駅が在る。
西条は酒造業が盛んな地域として知られる…盛んになったのは、重量物―清酒の一斗樽のようなモノ…―の輸送を容易にする鉄道の山陽線が通った明治期以降であるという。鉄道で酒を方々に出荷することが出来るので、売上を伸ばして製造量も増やしたということになるのであろう…
そして西条は、幾つもの酒造会社が立地し、独特な景観を見せる町になり、「酒都西条」とまで呼ばれるようになった…
↓「酒都西条」という表現が似合う景観…
↑「広島県の西条の酒造会社」として広く知られる<賀茂鶴>の辺りである。古くからの「蔵」という造りの建物に、煉瓦造の煙突が組み合わさる感じ…独特で好い…
↓敷地の中にも入ることが出来る…
↓建物と建物との間…
↓売店等が設けられていた辺りだ…
こういうような、西条の独特な景観…強く記憶に残る…また訪ねられるか否かは判らないのだが…こういう景観は受け継がれて欲しいものだ…各酒造会社の銘酒の美味さと共に…
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