<広島錦>(2018.12.07)

西条に立寄り…各酒造会社で素敵な清酒が販売中という状況に出くわし…「そう言えば美味い清酒は御無沙汰…」と思い至った…ユジノサハリンスク辺りでは、清酒は種類も量も潤沢でもない…ロシアは酒類の輸入に関して敷居が高めな国であるように見受けられ、“近隣国”ではあっても、日本の酒類は然程豊富でもない。人気の日本製ウィスキーは見受けられるが…酷く高価だ…

そういうことで…極一部の土産用として、加えて拙宅で少々頂こうと清酒を西条で仕入れて“地方発送”ということにしておいた…

↓既にこういうモノも美味しく頂いたが…他にも用意して在ったのだ…
>><白牡丹 広島の酒 原酒>(2018.12.04)

↓こういうモノを用意して在った…
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↓「酒都西条」という雰囲気を醸し出す、この場所で仕入れて来た代物である…
>><賀茂鶴>:西条(広島県)(2018.11.25)

↓広島県に伝わる<広島錦>という米を使って醸したという清酒だ…「大吟醸」だ!
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清酒は、米飯を炊くのに用いる米とは少し違う「酒造好適米」―「酒米」と呼ばれることが多い…―で醸す…

「酒造好適米」の中には、普通の米よりも背が高くなって倒れ易いというような、「些か扱い悪い」という側面も在る品種が見受けられ、そういうモノは栽培が流行らなくなってしまう事例も在るらしい…<広島錦>という品種もそれに該当するらしいが…それでも「広島のオリジナルな銘酒を!」と<広島錦>を栽培して、それを利用して酒を醸すということになった訳だ…

<広島錦>に関しては、飲食店向けに「純米酒」も製造販売されている。それを広島駅傍の店で頂く機会が在った中、<賀茂鶴>で「同じようなラベル?」とコレを見付けたのだ…

↓実は「大吟醸」というモノ自体が久し振りだったが…仄かな“吟醸香”のスッキリとした清酒で、ドンドンと杯が進んでしまった…
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↑西条の酒…様々なモノが在る…飽くまでも個人的に一部を呑んでみた感想だが…何方かと言えば「芳醇」とされる、「好い甘味」がするモノが多いような気がする…この<広島錦>は、「端麗」とされるモノとは少し違うと思った…

何時の頃からか清酒も愉しむようになっているが…これは好い!!

西条の、忘れ難い独特な街並みと相俟って、幾分愉しんだ彼の地の酒は「思い出の味」に加わった…「過ぎる!!」という程度に「早くも」ということになるが…「西条を再訪してみたい…」という想いが沸き起こってしまっている…

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