「鎮西大社」と称えられる長崎の総氏神様…<諏訪神社>である…
↓坂道と平地が複雑に絡み合って独特な街並みを形成する長崎…そんな長崎の「総氏神様」は、幾つかの坂道が組み合わさった辺りの高台に鎮座する…
↑長く大きな石段を幾つも上がり、入口前の最後の石段に漸く至る…
↓門の真下で注連縄を見上げた…
↑以前、年末にこの場所に立ち寄った際、この注連縄を替える作業をしていた記憶も在る…
↓本殿を望む…
↑雨が交じっていたので、屋根が在った辺りに佇んで様子を伺ってみた…
多少の雨ながら、「時季」ということで「七五三参り」の親子連れが散見した。保護者の方がお子さんの手を引いて、長い石段を上がっている様子も視た…そういう様子を見掛けると「地域の人達に愛されている社」ということを強く感じる。
長崎は戦国時代にイエズス会に領地が贈られるというような経過も在って、神社は少々廃れていたようで、諏訪・森崎・住吉の三社を1625年に改めて祀ったのが<諏訪神社>の起こりとされているのだという。
1648年に幕府の朱印を得て社殿を建築したものの、1857年に火災で焼失してしまった…それを約10年掛けて、以前以上に立派な形で再建し、1829年に登場したというのが現在のモノの基礎となっているようだ。
諏訪・森崎・住吉を祀り、厄除け・縁結び・海上守護の神社として親しまれているのだという…何となく「地元の皆さんの愛着」のようなものが感じられ、訪ねて心地好い場所であると思う…
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