稚内駅を発着する1日に3往復の特急列車の中、2往復は稚内・旭川間を往復し、1往復が稚内・札幌間を往復する…
稚内・札幌間を往復する特急列車が<宗谷>である…「札幌発」は朝で、「稚内発」は夕刻だ…
↓旭川から着いた列車の車内整備を行い、そのまま札幌へ向かう<宗谷>ということになる…
↑冬季には「夜…」という雰囲気が色濃くなる中で列車が稚内駅に登場する…
↓用意の切符を手に改札口を潜り、席に荷物を置いて、発車までの間に外から車輛を眺めながら一息入れる…
<宗谷>で使用される車輛はキハ261系ディーゼルカーだ。近年、北海道内で登場する新しい車輛はこの型になっているのだが、「初登場!」は稚内・札幌間の列車だった。そういう訳で、この車輛に関しては「稚内に来る(行く)列車」というイメージが強い…
以前に同僚が札幌から列車を利用した際、見慣れない車輛が代車として札幌駅に登場したということだった…するとホームで「稚内に行くアレが視えないが…どうなっている!?」とブツブツ言っている方が見受けられたという…このキハ261系のイメージが定着しているのだ…
こんな様子を視て、車内に戻って席に着けば「お待たせ致しました。間もなく発車です」ということになり「ドアが閉まります…」で静かに動き始める…暗い、夜行列車も同然の車窓という中、読み掛けの小説の文庫本を読み終え、居眠りも交じりながら旭川駅までこの列車に乗車した…
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