↓行き先が一寸違うので乗車せず、見送った電車が、新し目な車輛で美しいと思った…そして、「路面電車が行き交う街の夜」という風情が強く感じられる画になった…

↑2012年から順次導入されているという<1000形>で、画の<1009>は2016年に登場したようだ…未だ「ピカピカ!」という感じで眼を奪われた…出来れば乗ってみたかったが、やや遅くに目的地から大きく外れる方角へ行くのも気乗りせず、見送ってしまった…
画の右側、停留所で風雨を避けるように据えられている「原爆ドーム前」という停留所名看板の辺りに立つと、アクリル板越しに原爆ドームが視える…初めてこの停留所に路面電車で到着した時、「本当に停留所の名前どおりに“前”じゃないか…」とやや驚いたことが忘れられない…
路面電車が活躍する広島では、老朽化した車輛を順次新しいモノ、乗降し易い「低床型」に入れ替えるようにしている。「低床型」の登場当初は、長い編成になる車輛が主であったようだが、その種の車輛が入り悪い線区でも対応可能な短い編成の車輛ということでこの<1000形>が登場したようだ…
広島では、街でこういう新しい車輛と出くわす機会が、立寄る都度に増えていると思った。新旧様々な、色々な経過の在る車輛が同じ軌道で活躍している様子が視られる路面電車…出会う都度に愛おしいように思う…
この記事へのコメント