↓愛知県内、三重県内、更に奈良県内や大阪府内へ通じる長大な路線網を持つ近鉄の「東端のターミナル」である近鉄名古屋駅は、何やら「地下の大きな秘密基地」のようで、様子を眺めるのが愉しい…

↑乗車することにした特急列車が入線して来るところだ…
乗車券と特急券を窓口で求めた…
「桜井へ行きたい。大阪へ向かう特急に乗せてもらって、名張に出て、そこで乗換えると行けると聞いた…」と窓口の係員に向かって切り出した…「この後の直ぐに出る大阪方面の特急は名張に停車しない。伊勢中川での乗り換えで名張に向かい、名張で乗換て桜井に向かうようになる」ということだった。その形で発券をお願いし、購入した訳である…
係員に尋ねられる。「禁煙席ですか?」とである。「お訊ね頂くということは?喫煙席も?在る?」と返せば「ございます…」である。「では!!」とお願いした。5輛編成の列車で、5号車は車輛の一隅に“コーナー”が在る、一部の新幹線の列車に在るようなパターンらしい。1号車…これは「往年」のスタイル…「御席でどうぞ…」である!私はその1号車を御願いしてみた…
こういうような、駅の窓口の係員とのやり取りで必要な切符を入手して、列車に乗るという感じ…「鉄道で旅をしている…」という風情が強く漂う感じだ…
↓宇治山田へ向かう列車に乗り、伊勢中川で乗換えることになる…

↓指定席なので、慌てて乗車するまでもない…一寸ゆっくり、乗車する列車の写真も撮った…

↓乗り継ぐ2本の列車に関して、発着時刻や指定席が印字された特急券が在って、乗車券とセットで持って乗車することになる…

↓こういう「往年」のスタイルが「在り」な車輛である…

関西方面へ向かう場合…「敢えて名古屋に上陸して近鉄の列車に乗る」というのも一興かもしれない…そんなことを考えながら、遠慮なく煙草を点け、車窓を愉しみながら伊勢中川へ向かった…
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