<十八蔵のきき酒セット>:京都・伏見(2019.02.25)

伏見に関しては“伏水”という字を書く場合さえ在るらしく、「良質な水に恵まれている地域」ということのようである。そこで酒造業が起こって盛んになった…

酒造業も、江戸時代位になって方々の商品が広く流通し、それによって商品生産も益々盛んになるというようなことになって行くと、「輸送の便が良い場所」で隆盛になって行った…伏見は大坂・京都間の舟運の拠点であったことから、酒を船で運棒とする際に都合が良いということになり、酒造業が盛んな状況が続いて、近代に入っても多くの酒造会社が立地し続けている…

↓そんな伏見に在る数々の酒造会社の酒を試飲出来るセット…伏見の店で売られている…
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↑「上段の左側から、中断、下段も左側からで順に御試し下さい」というように出て来る…

↓18種類の清酒…実に様々な味わいであるのだが、こういう説明を読みながら、適当に料理も摘んで、ドンドン頂いた…
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↓カウンターに陣取り、私の両脇の他の皆さんも同じ<十八蔵のきき酒セット>を愉しんでいたが…両脇の人達が「速い…」と驚く勢いで、私はこれを平らげてしまった…
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↑小さなグラスは20ml程度入るモノで、全体で360ml…2合ということだが…「一口ずつ味が変わる」ので、ドンドン進んでしまう…そして…このグラスの形状を視ると…「一息で空けるウォッカのグラス…」を想起してしまい、身体が“条件反射”のように動いて、「ギュッ!ギュッ!!」と素早く呑んでしまう…

以前にも寄ってみたことが在った場所だが…ここは、なかなかに好い!!

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