居酒屋の暖簾:奈良・三条通(2019.02.24)

JR奈良駅周辺に泊まることにしたが…休む前に食事を摂ろうと近くの三条通を歩いた…

↓眼に留めた暖簾である…酒造会社の蔵を思わせる建物…蔵に在るような“杉玉”まで用意されている…
24-02-2019 Nara City (59)
↑暖簾は、奈良県内の酒蔵の銘が入った前掛けを組み合わせて造ったと見受けられるモノだ…

現在も親しまれている清酒の原型というようなモノは、何やら現在の奈良県内で登場したらしい…そして方々に酒造の技術が拡がり、盛んに酒造を行う例も見受けられるようになって行った…それなりに広く商品が各地を巡る体制が出来上がって行った江戸時代が進むと、舟運や海運の利用がし易い地域での酒造が隆盛となり、その限りでもない地域は相対的に減産というような感じになって行った…そして近代に入り、今度は鉄道輸送というような要素で出荷を増やす新興の酒蔵が盛んな地域も現れる…

大雑把に、清酒というモノは上述のように推移している訳だが…奈良県は古い伝統を何らかの形で受け継いだような酒蔵から、新し目な酒造会社までが色々と立地しているらしい…

↓そんなことに想いを巡らせながら…暖簾を潜って、奈良県内の清酒を少々嗜んでみた…
24-02-2019 Nara City (61)

方々で…「地元の清酒」と称するモノを一寸頂く…好いものだ…

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