京都の地下鉄東西線の駅で列車を待っていると、6輛編成の列車と4輛編成の列車とが概ね交互に現れる。各々の列車の行先も異なる…
6輛編成の列車は純粋に京都の地下鉄で、「東西線」の部分だけを往来している…4輛編成の列車は、途中から京阪の軌道に乗入れ、琵琶湖に近い浜大津駅に至る…
4輛編成の列車は、車輛も京阪のモノである。寧ろ「京阪の<京津線>の列車が京都の地下鉄に直通運転している」ということなのかもしれない…
4輛編成の列車は、大津を目指す軌道に出て、浜大津駅の近隣では道路上に敷かれている軌道…併用軌道を走行し、“路面電車”の様相を見せる箇所も在る…
↓乗車した際…乗務員(運転士)の直ぐ後ろ辺りに陣取ったので、何となく前方を眺めたが、一寸興味深い…
↑浜大津駅から北に延びる<石山坂本線>の軌道の一部も併用軌道になっている。その併用軌道の箇所を走行する電車が視える状態で浜大津駅へ接近していた…
↓浜大津駅の手前に大きなカーブ区間が在る…
↓カーブを曲がって、屋根が据えられたホームの辺りへ列車が滑り込む…
↓ゆっくりとホームに入って列車は停止する…
↓<808>…これは京都の地下鉄に乗入れる<京津線>で専ら走っている型だ…
↑こういう具合に駅で停車中な場面では「普通…」だが…「4輛編成」の状態で併用軌道を行く様子は独特だ…
この大津の京阪の列車が行き交っている辺り…なかなかに好い風情でもある…
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