淀屋橋駅:大阪メトロ(2019.02.26)

近年、「時間を設けて他所で過ごそう」という場合、大阪に拠点となる宿を確保して、市町村や府県の境目を度外視して鉄道利用でフラフラとするということが少し多いような気がする…直接的な契機は、2016年4月に大阪に宿を取って方々を巡ってみたのが好かったということだったような気もしているが…その以前から、大阪に関しては、何となく居心地が悪くないと思っている…

名古屋、奈良、京都と渡り歩き、大津や八幡市に道草しながら京阪の列車で大阪の淀屋橋に至った…大阪では「地下鉄の1日乗車券」が酷く気に入っていて、それを求めて利用しながら移動する…

↓地下鉄の淀屋橋駅だ…
26-02-2019 Osaka (4)
↑何か広々とした感じがする…10輛編成の列車が忙しそうに行き交っているが、大阪の地下鉄の売上について、相当な割合をこの御堂筋線が稼ぎ出しているようだ…

1930年代にこの淀屋橋駅を含む、最古参の地下鉄駅が登場した頃…運行されていた列車は1輛や2輛の電車だったらしいが…ホームの広さは現在と然程変わらない程度で、「無駄!?」に視える程で評判も芳しくなかったらしい…が、地下鉄建設を推進した指導者達は「輸送の主力になって行く筈で、何十年か掛かるかもしれないが、もっともっと長い編成の列車がここを行き交う日がやって来る」としていたそうだ…そういうことで、列車の編成が長くなって行く中、然程大袈裟な工事をせずとも駅は対応可能なようになって行って現在に至っている…ということらしい…

何処かで読んだこういう話しを思い出すのも…20年足らず以前に開業した地下駅で、車輛を増結して輸送力を増強しようとしても、ホームの延長が現行の列車で目一杯なため、増結ということが考え悪い…という事例が在ると聞くからである…

大阪の地下鉄…「大大阪」と呼ばれていたような時代の偉大な遺産かもしれない…

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