所謂“西本願寺”…奈良から京都に出て過ごした一日の後、辿り着いた宿から近いということに気付いた…宿に入って「辺りの地図」を頂き、「西本願寺?!」と口にすれば、宿の方も「直ぐ近くですね…」と応じる…
「サハリン時間」(日本時間+2時間)に身体が馴染んでいることや、朝から元気に動いている旅の途上で早めに休んでしまったことを受け、宿では早めに眼を開けた…
↓本当に宿から近く、直ぐに至ってしまった“西本願寺”である…
↑ここの建物は、とりあえず「他所より大きい」という感なのだ…早朝6時頃から何やら催しが在るらしかった…それ以前の時間帯に辿り着いた…未だ暗い中で人の出入りが見受けられた…
↓境内の銀杏は完全に葉が落ちてしまっている…
↓月が非常に明るいように感じられた…
↓とにかく大きな建物だが、何やら物音が聞こえ始めた…時計に眼を落とせば6時になっていた…
所謂“西本願寺”だが、寺の側での自称は<本願寺>である…豊臣政権の時期から江戸幕府の時代の最初の方に色々と経過が在って、京都に<本願寺>を名乗る寺院が複数となってしまい、ここが“西本願寺”と呼び習わされるようになった訳だ…
幕末期…かの<新選組>の隊員が増え、壬生に構えた屯所が手狭になった“後期”というような時期、彼らはこの“西本願寺”の一部を利用したのだという…歩き廻った境内で…誰かが剣の稽古にでも勤しんでいたという場面でも在ったか?そんな様を何となく想像してしまった…
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