奈良から京都へ…JRの始発列車は早朝の4時48分に発車する…
「早寝早起き」な性分で、加えて「プラス2時間」な時間帯での暮らしに慣れた身体にとって、「4時半頃に出て、歩いて数分の駅に入って乗車」というのは「6時台に行動開始」というのと大差が無いように感じる…
という訳で早朝の奈良駅に入って、改札口の案内表示を見て「京都行 普通列車」の出るホームへ…
↓「うゎ!懐かしいような感じ…」と少し驚いた車輛がホームで乗客を待っていた…
↑列車の後尾側だったが…最近のJR西日本では比較的多く視掛ける女性の車掌の姿が見えた…
この車輛!!学生時代に東京で視掛け、そして幾度となく乗車していた型だ…凄く懐かしい!
これは103系電車というモノで、1963年から1984年までの21年間に3,447両製造されたそうだ…そしてJR各社(東日本、東海、西日本、九州)に引き継がれ、現在はJR西日本とJR九州に残っているそうだ…
↓中に入れば、他の乗客も眼に付かないので…一寸、中の雰囲気を撮っておいた…
↑天井の扇風機…“JNR”マークではなく“JR西日本”に改められている…或いはプレートを貼っているのか?
↓この「車内に入り込んだ時」の雰囲気…何か独特だ…
↓車輛形式を示すプレートに「クハ103-216」と103系電車の1輛であることが明記されている…
↑荷物を置く棚の感じ…パイプと金網を組み合わせたような感じで、文字どおりの“網棚”だ…
↓出入口の扉上に見受けられる「停車駅ご案内」の掲示…個人的にはこれが意外に好きである…
↑扉が開いているので、向こうのホームに別な列車が停車中であるのが視えているが…明らかにこの103系とは「産まれた時代が違う…」という感だ…
↓内装は色々と細かく改められているのであろう…“優先席”の座席には、最近よく視掛けるような柄―優先席を利用して頂く人達をイメージしたピクトグラムが入っている―の生地を貼っている…
↓この103系電車による列車に乗って…京都駅の手前、東福寺駅に向かった…
関西圏は、真新しい車輛の他に、こういう「懐かしい!」という車輛が未だ頑張っている…そんな車輛に出くわすのも一寸面白い…
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