御所(ごせ)には近鉄の駅とJRの駅とが在る…
近鉄の駅に辿り着いた後に辺りを歩き回ったが…「引き揚げようか…」とした時に、何となくJRの駅が近くに在った…
↓これがJRの駅だ…
↑何か…「地方の然程大規模でもない街の古くから在る駅」というモノの“典型”という感じだ…風情が在ると思った…
改札口の辺りに“入場用”、“出場用”のICカード乗車券の機器が据えられている。ワンマン運行の列車で、車内で運賃を現金で支払う他にこのICカード乗車券が利用可能な訳だ…自身もこれを利用したのだったが…そして券売機も建物の中に在った…
少し待つと高田に出る列車がやって来て、そこから乗り換えて逗留中の宿が在る奈良へ出易いということが判った…15分強の待ち時間だったが、列車を待つことにした…
御所駅は1896(明治29)年に開業したそうだ…貨物の扱いも盛んに行っていた時代も在るという…1984(昭和59)年にこの辺りの電化が完成し、以降は現在に至っても専ら電車が行き交って旅客輸送を行っている…鉄道の“国有化”以降は国鉄駅として歩み、JR西日本が継承して現在に至っている…
↓駅舎からホームに出るとこういう感じだ…
↑高田へ向かう列車に乗るホームには跨線橋を渡って出る…列車がやって来た…
利用した時は2輌運行の電車だった…高校生と見受けられる制服姿の若者が何となく目立つ感じだった…
関西圏には「非常に大掛かりな大都市の駅」という趣きな場所に対して、こういうような雰囲気の場所も存外に多い…そして、そういう場所を巡ってみるのが存外に愉しい…
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