摂津富田郷…今日の大阪府高槻市富田町である…
富田は「醸の国」という異称も在った程度に酒造業が盛んであった経過が在るのだということで…その「醸の国」のトップを目指そうと<国乃長>という銘を用いている酒造会社が現在でも活動している…
↓京都から大阪へ出る途中の高槻ということで、酒造会社に立ち寄るということもしてしまった…
>><国乃長>(くにのちょう)(2019.04.03)
この<国乃長>の会社の製品を幾分求めて、稚内の拙宅に送り込んで楽しんでいるところなのだが…
↓こういうモノを頂いている…
↑<とんださけ>というのは…古く「富田郷の酒」を指し示した語であるようだが、その名を冠してしまったという代物だ…
↓純米吟醸ということなのだが…これがなかなかに上品な感じで、芳醇な味わいが素晴らしいものだった!!
「素晴らしいものだった」と“過去形”で語ってしまったが…余りにも美味いので、ドンドン呑んでしまって、直ぐに無くなってしまったからに他ならない…
好天な中で辿り着き、辺りを気持ち好く散策したことと相俟って、富田が何となく忘れ難いのだが…買い込んだ清酒を口にする都度にその時のことを思い起こす…そして「大阪の清酒」と言えば、失礼ながら「やや知名度が低くないか?」という感じがしないでもないのだが、それでも「伝統を汲んだなかなかに佳い酒が送り出されている」ということを知った。何となく「勝手に応援したモノ…」という感でもある…
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