<松山西口関門>:奈良県宇陀市(2019.04.02)

大阪と名古屋とを結ぶ近鉄の沿線、奈良県のやや東寄りに在る榛原駅からバスに乗って大宇陀という場所へ…そこには「宇陀松山」と呼ばれた城下町の面影を伝える、古い建物が独特な雰囲気を醸し出す地区が在る…

↓その城下町の面影を伝える地区の端に相当する辺りに門が在る…
02-04-2019 Uda, Nara pref (25)
↑城下町の出入口であったと思わせる設えだ…

↓碧空にやや多めな雲が流れるというような天候だった…
02-04-2019 Uda, Nara pref (26)

宇陀松山は…関ケ原合戦の後に福島家の本拠になったが、「大坂夏の陣」の頃に改易となった…そして、その頃未だ存命だった織田信長の次男の織田信雄がこの地を与えられた…以降、織田家が宇陀松山を世襲していくが、4代目の織田信武が<宇陀崩れ>と呼ばれる“お家騒動”で自殺してしまった…5代目は織田信休が継ぐが、転封となり、宇陀松山の大名家は途絶えてしまった…

↓この門を、どんな人達が通り抜けたのか?色々と考えながら暫し眺めていた…
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