
↑さり気なく…建物の左側に、少し立派な破風が設えられ、出入口も右寄りの現在も利用されているモノと別に設えられている…
往時の旅籠には、色々な層の人達が宿泊した。町人から武士、僧侶や公家等の様々な身分の人達が在った…そういう訳で、「身分が在る人が泊まる」ということになった場合、この<鶴屋>では左側の立派な破風を設えた側から、その該当者が出入りするようにしていたのだそうだ…
さり気なく見える設えに独自の意味が込められる…そういうことを知ると、古い街並みを眺めるのが更に興味深くなるというものだ…
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