
↑ここは関宿で色々な人達が利用した宿泊施設で“旅籠”(はたご)と呼ばれたモノの中、なかなかに知名度が高かったという<玉屋>だった建物の中だ…幕末期頃の、旅籠のオーナーをイメージした人形が造られている訳だ。
↓旅人が休んだ部屋の感じが再現されていた…

↓台所が在るような辺りだ…

↓旅籠の屋号の「たまや」という文字、地名の「セキ」という文字が見える徳利が在った…ここに伝わるモノであろう…

↓中庭のようになっている場所に井戸が在る…

↓奥まった箇所に蔵も在った…

この<玉屋>は現在残っている建物よりも規模が大きかったというが、明治時代以降に宿泊施設としての規模縮小で建物の一部を壊して改装したのだという。やがて宿泊施設としての営業を止めた後、オーナー一族(上の写真の人形のモデルになった人の後裔に相当する人達)が住宅として使っていて、やがて資料館になって行ったのだという。
ここを見学すると…何となく「江戸時代に東海道を往来していた人」にでもなったような気分になる。
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