↓松江城の傍に島根県庁が在り、辺りの緑地に銅像が在る…
↑弓を手に騎乗という、猛々しい若武者という風な像だ…
↓<松平直政公>と在る…
↑少し新しい感じに見えたが…像は2009年に完成したモノだという。古く、1927年に松平直政の像が建立されていたのだが、1943年に「金属供出」ということで失われてしまったという経過も在るそうだ…
松平直政(1601-1666)は江戸時代前期の大名である。徳川家康の次男、結城秀康の子である。かの家康の孫ということになる…
この銅像は、未だ若かった松平直政が<大坂の陣>に出陣して、あの真田信繁(幸村)の軍勢と勇戦したと伝えられる様子を彫像としたものであるという…
上総姉ケ崎、越前大野、信濃松本と移封しながら、1638(寛永15)年に出雲松江に移封で「国持大名」ということになった。以降、松江の領主はこの松平直政の後裔が幕末期まで世襲することになる。
↓この像のイメージになっている<大坂の陣>で…「敵ながら天晴れな若武者!」と、敵将である真田信繁が軍扇を放って寄越したと伝わり、その軍扇は松江松平家の宝物として伝えられているそうだ…
↑当地の“藩祖”として敬愛される松平直政の像だが…何か「強敵に果敢に挑む若武者」という風情の像で、少し見入ってしまいたくなるこのが在る…
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