この<大元宮>が気になり、吉田神社へ立寄ることを長く考えていて、なかなか実現出来ずに居た…この程、奈良から大阪へ移動する際に、酷く遠回りでもあるが、京都を巡ることにして、この吉田神社を訪ねた…
近鉄奈良から京都へ向かう近鉄の列車に乗り、丹波橋で京阪の列車に乗り換えて出町柳へ向かう。そこから京都大学、その少し先の吉田神社は然程遠くは無い…
↓これがその大元宮である…

↑八角形の独特な建物だ。古くは吉田家の私邸に在ったモノを、ここに色々と祀ることで<大元宮>を設えた訳だ…
<吉田神道>の考え方では…「日本の神々こそが唐や天竺では仏の姿を借りて姿を現したのだ」とする思想で、所謂「本地垂迹説」とは逆な考え方で「唯一神道」と呼ばれるものであるという…
↓近くへ行けば、こういう具合に塀で囲われていて、独特な形の建物は門の辺りから覗き込んで見せて頂いた訳だ…

↓この日はよく晴れていて、何となく「夏のような…」という感であった。

然程大きくはない、少し独特な形をした社で…「八百万の神々」と見えることが叶ったであろうか?何となく面白い感じだった…
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