↓吉田神社の境内で眼に留めた…
↑摂社ということになるのであろうが…独特な風情で、何となく惹かれた…
これは山蔭神社と言って、藤原山蔭(ふじわらのやまかげ)という人物を祀っているのだという…
山蔭神社は1957(昭和32)年、吉田神社の“御鎮座1100年大祭”の際に創建を決め、1959(昭和34)年に開いたモノとのことだ…
藤原山蔭(824-888)という人物…平安時代の公卿で、「四条中納言」とも呼ばれていた、吉田神社の創建に関わりが在った人物でもあるのだが、「四条流庖丁式」という日本料理の流派の創始者として知られているのだという。そうしたことから、「飲食の神」というようになっていて、飲食業界関係者等の信心が篤いそうだ…「山蔭神社の御札」というモノも在って、飲食店関係者の間で人気が在るらしい…
勝手な個人的な考え方だが…日々の様々な営みに関して、その基礎を築いたような先人の存在が在り、そうした先人への感謝を形にしたモノが方々に在る神社で、参拝してみるというのは「そういう先人等への感謝を忘れずに…」と思い起こすこと…なのかもしれない…
そういうことで…“食道楽”のような傾向も在る自身としては…「日々の美味いモノへの感謝」という意味を込め、この山蔭神社に詣でてみた…
それにしても…この山蔭神社の風情…なかなかに好い!
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