“特約店”の古い看板…:小樽(2019.05.02)

↓年代が特定し悪いが…或いは過去の少し長めな期間に亘って使用されたものかもしれない…各種商品の“特約店”ということで、製造業者等から入荷して地元で販売している店ということで認知されている存在であることを示す看板なのだという…
02-05-2019 Otaru (63)
↑カメラを提げた状態で訪ねた地酒の店…「写真撮って構いませんか?」と店員さんに尋ねて、差し支えないということだったので撮った…

右側の醤油の看板には「宮内省御用達」と皇族の食卓に上がるモノを用意する厨房にも在ることを伺わせるようになっている…真中辺りの<サクラビール>というのは…大正時代から昭和初期まで、北九州で造っていて、広く出回っていたビールと聞いた気がする…その隣の「優等清酒」は「右から左の横書き」という方式で「キンクワン」と在るが、これは清酒等の呼称で見掛ける場合も少なくない「金冠(きんかん)」のことであろう…

何か「郷土資料館の展示」というような感さえ抱くが、これが普通に営業中の店に…北海道の中では歴史が深い小樽…一寸面白い…

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