↓小型の蒸気機関車だ…
↑<C12>という型だ…小樽で屋外に展示されていた…
日本国内の鉄道整備は、所謂“幹線”から着手されて、輸送規模が小さ目な路線は昭和期に順次登場している…そうした輸送規模が小さ目な路線に向けて「軽量な機関車」という求めが在って、それに応えるように<C12>は登場した。1932(昭和7)年から1940(昭和15)年の期間、そして間隔が開いて1947(昭和22)年に製造されていて、総数は282輌に上るのだという。鉄道省(=国鉄の前身)向けの他、方々の小規模な私鉄にも供された機関車であり、台湾や樺太でも活躍したのだという…
↓この「6号機」=<C12 6>は1933年に製造された車輌ということだ…
↑石炭や水を積載するテンダーを連結しないタンク式の機関車だ…走行可能な距離は少々短くなるが、身軽に様々な路線に入り込むことが出来るという好さが在って、方々で多用されたのであろう…
こういう車輌を眺めるというのも、一寸愉しい!殊に「樺太にも渡った形式」というのは興味深い…
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