開梛(かいぱん):黄檗山萬福寺(2019.06.06)

↓不思議なモノを視た…
06-06-2019 Kyoto (54)
↑板のようなモノで“魚”の形を造っている…

↓存外に大きなモノだ…
06-06-2019 Kyoto (47)

これは<開梛>(かいぱん)というモノなのだそうだ。これを叩いて音を鳴らし、寺で暮らす人達に時刻を伝えるという道具らしい…一説に寺で使う木魚の原型ということになるモノなのだという…

魚は、時間帯を問わずに目を閉じないことから「眠らない?」と思われていたようで、その「眠らない」に肖って「眠る暇も惜しんで精進」ということで魚の形を使うようになったとされているようだ…

↓出来た頃から相当に長い年月、この<開梛>(かいぱん)の目は開いたままで、この場所に寝起きした、或いは通り過ぎた無数の人々を見詰め続けている訳である…
06-06-2019 Kyoto (50)

これは一寸面白かった…

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