「明(中国)の禅僧が17世紀に開いた寺」ということで、宇治の萬福寺は少し長い間「気になる場所?」ということになっていた。関西方面に出た際に「行ってみるかもしれない場所」と何度も頭の中にリストアップしていた。京阪の列車で宇治方面に向かい、黄檗駅から然程遠くもない。が、どうしたものか、なかなか訪ねる機会を設けられなかった。
今般…漸くこの宇治の萬福寺を訪ねてみる機会を設けることが叶った。
↓入口に辿り着き、暫し足を停めて眺め入った…

↑この寺を興した隠元禅師が慣れ親しんだ明朝末期の中国での建築様式や建築群の配置の仕方が採り入れられていると聞くが…この門は「中国?!」という感じだ…
↓門の感じに比して、境内の中に配された建築は「寺だ…」というイメージを大きく踏み出す感じでもなかった…

↓この奥に在る<大雄宝殿>まで、西から東へ建築群が直線に配置されている…

↓西から東へ直線に並ぶ建築群の各建築を結ぶような回廊が、左右対称に境内に広がっている…

17世紀の「創建の頃」の雰囲気を色濃く伝えているらしいが…何となく好い感じだった…
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