江戸時代以来の建物が残る場所が多いとされる萩に在って、一際そうした古いモノが残る場所の一つが<菊屋家>だと思う…
↓建物の一隅にこういう場所が在る…
↑「商家」ということではあるが、そういうようにも思い悪い、なかなかに立派な設えの部屋だ…そして縁側の向こうの庭も感じが好い…
萩の毛利家御用達ということで色々な事業に携わったという商家だった菊屋…身分が在る人達が萩に滞在する場合に利用する「本陣」と称する宿泊所が屋敷の一部に設えられていたのだという…その「本陣」の部屋である…
↓部屋の前の庭を覗いてみた…こういうようになっていた…
↑真中辺りの大きく平らな石に、身分が在る客が利用した駕籠を置いたというような話しも在るようだ…
こういう古くからのモノが多く残る場所…訪ねて興味深い訳だが、記憶に残り、多少の時間を経ても写真を引っ張り出してみたくなる…
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