“所用”で「閉じ籠る暮し…」という状況だったので…「少々の“回り道”で、ゆっくりと稚内へ引揚げる…」というように構想した…そして朝早くに札幌駅へ出てみた次第だ…
↓札幌駅に列車が姿を見せた…
↑キハ183系ディーゼルカーだ…
車輛そのものは<旭川・美瑛間で乗車した<快速ふらの・びえい>に使用されていたモノであろう…渋い感じだ…
↓非常に大勢の人達が写真や動画を撮っていた様子だったが…<ニセコ>という少し見慣れないマークが掲げられている…
↑期間限定の臨時列車である…
<ニセコ>というのは、往年の急行列車の愛称である…
現在「札幌・函館間を往来する列車」と言えば、札幌から千歳線を経て苫小牧、東室蘭に出て、長万部から南下して函館に至る経路を通っている。対して…嘗ては札幌から小樽に向かい、余市やニセコを経て長万部に至り、更に南下するという「本来の」函館本線を経由する経路で運行される列車も色々と在った。この「本来の」函館本線ということになる小樽、余市、ニセコと進む経路を“山線”と呼び習わす…
その“山線”を経て進む急行列車として、C62蒸気機関車が牽引していた経過も在る急行列車<ニセコ>というモノが活躍していた…今般の臨時列車には、その<ニセコ>の名が冠せられたのだ…
こんな列車が運行されることを偶々知り…指定席の券を思わず求めてしまったのだ…
↓臨時列車だが、札幌駅のホームでは確りと乗車位置の案内が掲出されていた…
随分以前に一度、“山線”を経由して函館にまで至ってみたという想い出も在るのだが…今般は臨時列車でそのコースを辿ってみた…
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