車窓の利尻富士…(2019.09.04)

稚内へ引揚げる時…前夜に旭川に至って、早朝の普通列車で北上して昼食を摂るような時間帯に稚内に至るという経路が在る…それを何となく好む…

「後は…何をしていようと、どうなっていようと、黙って列車に乗っていれば稚内に辿り着く…」と安堵感溢れる状態で、キハ54の車内の陣取った席でぼんやりとしていれば好い…そういうことなので、旭川に着くまでにエネルギーを使っている状況下、また少々早起きで駅へ向かうことも手伝って、何となく「車内での居眠り…」も多発する…

この日も…「気付くと…名寄…」、「気付くと…音威子府…」、「気付くと…幌延…」と居眠り多発で北上していた…

↓やがて…抜海駅を出て、南稚内駅へ向かう途中の、少し高い辺りから日本海が視える場所だ…この日の運転士さんは“減速”してくれた…
04-09-2019 (42)
↑「おぉっ!」と車窓を見入った…そして少し慌ててカメラを取出し、撮ってみた…

とりあえずガチャガチャと可能な限り撮ってみて…後から画を選んだ訳だが…こんな場面では「とりあえず!!」と撮るに限ると思う…

それにしても…何度となく通り過ぎている区間ではあるが、こういう程度に「好い状態」で利尻富士が視えるというのも、頻繁でもないと思う…

やがて列車は速度を上げた…南稚内駅、更に北の稚内駅を目指して進んだ…何か、稚内に大歓迎して頂いたかのような、少し晴れやかな気分になった…

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