「後は…何をしていようと、どうなっていようと、黙って列車に乗っていれば稚内に辿り着く…」と安堵感溢れる状態で、キハ54の車内の陣取った席でぼんやりとしていれば好い…そういうことなので、旭川に着くまでにエネルギーを使っている状況下、また少々早起きで駅へ向かうことも手伝って、何となく「車内での居眠り…」も多発する…
この日も…「気付くと…名寄…」、「気付くと…音威子府…」、「気付くと…幌延…」と居眠り多発で北上していた…
↓やがて…抜海駅を出て、南稚内駅へ向かう途中の、少し高い辺りから日本海が視える場所だ…この日の運転士さんは“減速”してくれた…

↑「おぉっ!」と車窓を見入った…そして少し慌ててカメラを取出し、撮ってみた…
とりあえずガチャガチャと可能な限り撮ってみて…後から画を選んだ訳だが…こんな場面では「とりあえず!!」と撮るに限ると思う…
それにしても…何度となく通り過ぎている区間ではあるが、こういう程度に「好い状態」で利尻富士が視えるというのも、頻繁でもないと思う…
やがて列車は速度を上げた…南稚内駅、更に北の稚内駅を目指して進んだ…何か、稚内に大歓迎して頂いたかのような、少し晴れやかな気分になった…
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