室蘭駅に到着した時…辺りをキョロキョロと見廻して、少し首を傾げた…
室蘭駅に関して「非常に古い駅舎が在って、現在の駅になった後に室蘭市が建物を譲り受け、現在は観光案内所になっている」と聞いていた。それらしいモノが見えないものか、辺りを伺ったのだが…見えなかった…
↓駅を背に右側…方角的には西らしいが、歩いて進むと、少し先にこういうモノが在るのが見える…
↑これが旧駅舎だ!距離にして1km前後か?と言って、然程の距離でもないが…現在の駅の前に立って、これが見えるでもなく、「小さい建物」とは言い悪いものの、他の建物等から抜きん出て大きいのでもないので、近付くまでこの特徴在る姿は見えないのだった…
この駅舎は…1912年に完成したのだという。明治45年…この年に改元が在ったので大正元年でもある…
↓少し歩道を進んで建物外観を眺めた…
何やら…現在の駅舎に移る際に、線路が切り替えられたのかもしれない…この駅舎が竣工して利用され続けていた時代は、この建物の裏に多くの軌道が枝分かれして敷設されていたのであろう…方々との間を往来する旅客列車も現在より遥かに多かったであろうし、往時は貨物列車も非常に多かった筈だ…現在の室蘭駅は?然程長くない島式ホームで2本の軌道が見受けられるばかりなのだ…
辺りの道路標識に「↑白鳥大橋」と在るので…そちらを目指して歩いてみることにしたが…未だ観光案内所が開いていたので中で一息…
↓何やら古い看板が屋内に在った…
↑何時頃のモノか?随分と古い駅名の標示だ…
立ち寄った時は…近くの工事の関係者が見えて、奥の事務室に人の気配は在ったが…私以外に立ち寄っている人も無かった…
ここは機会が在れば、何度でも眺めたい感じである…
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