室蘭駅から白鳥大橋を望むことが叶う展望台まで…小一時間は歩く…
白鳥大橋を眺めた後、往路の道をゆっくりと引き返して、更に小一時間歩いて室蘭駅を目指した…途中のコンビニで水や珈琲を仕入れて、多少噴き出す汗を拭って歩いたのだった…「好い運動」と言えないこともないが…
↓旧室蘭駅舎が見えた…
↑ここまで来れば…東室蘭駅へ引揚げる列車に乗る室蘭駅も然程遠くはない…込み上げる安堵感と、古い建物が「夜に映える!?」ということに感心する気分が混ざって、何やら嬉しくなった…
↓この1912年の建物…こういう「夜」の感じが酷く似合うような気がする…
↓正面入口の看板は「驛蘭室」…「室蘭驛」の1912年頃の…多分、少なくとも江戸時代頃から昭和の始め頃まで一般的であったらしい「右から左に読む横書き」という書き方だ…
↓何やら「時空を超えた駅」という感じだ…大正時代や昭和の始めに綴られたようなモノに出て来る「驛」は、こういうような姿であったのであろう…
↑こういう駅舎から、“時間旅行”をしてしまう「XXXX年行」というような列車でも出発しそうな…そんなことを想像してしまった…
正直なところ…午前中も動き回っていた中、往復2時間も歩き、復路は「心細さ?」も否定し悪い薄暗い道路を通っていたので、ぼんやりとした灯に浮かび上がる古い駅舎は、何か強めな安堵感を与えてくれた…
この建物の脇に、蒸気機関車を展示するというようなことで、準備工事が行われている様子だった。何時か…それが出来上がるような頃にでも、また立ち寄りたい感だ…
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