<クラーク博士胸像>:北海道大学 構内(2019.09.28)

「クラーク博士」…ウィリアム・スミス・クラーク(1826-1886)は1876(明治9)年に開校した<札幌農学校>(北海道大学の前身)にやって来た科学者で教育者であった人物だ。所謂「御雇外人」ということになるが…米国流の技術や知識の普及に繋がる各種の授業や、“教頭”としての学校運営に尽力した人物で、集まって学んでいた若者達にも慕われていたらしい…

↓北海道大学の構内に、このクラーク博士の胸像が在る…
28-09-2019 Sapporo (57)
↑訪ねた時は光線が好い感じだった…

クラーク博士に関しては…かの「少年よ大志を抱け」の言葉を残して教え子たちと別れたという挿話―言葉そのものには諸説在るようだが…―がよく知られ、その場面をイメージした銅像が「全く別な場所」に在る…他所から札幌に来た方が、「クラーク博士に所縁の大学に銅像?」と「思い違い」をしていて、居合わせた学生さん等に「銅像は何処?」と尋ねているというのもよく在るらしい…

↓北海道大学の構内に在るのはこの胸像だ…大きなモノではない…
28-09-2019 Sapporo (59)

決して大きなモノでもない胸像だが、これは大きな存在感が在るような気がする…クラーク博士が説いたとされる“大志”は立派に受け継がれていると言って差し支えないかもしれない…

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