<サロベツ>:稚内駅到着…(2019.09.30)

旭川・稚内間を行きかう特急列車…沿線の景勝地に因んで<サロベツ>という愛称が冠せられている…

この2往復の特急列車の中、旭川駅を午後8時6分に発つ「3号」…稚内駅に着くのは午後11時47分だ…

↓最近は“新車”も導入されているキハ261系ディーゼルカーだが、宗谷線で運用されているのは「デビュー!」の2000年から動き続けている代物で、地元では「稚内と札幌を往来する特急のアレ」と何となく御馴染みだ…その車輌が過ぎる程に静かな稚内駅に到着した…
30-09-2019 Wakkanai Station (2)

これは「1日の最後に到着する列車」ということになる。到着すれば、駅員さんなのか、建物を管理する関係者なのか「乗降終了後に建物を施錠…」という風な人が様子を伺っているのが見受けられる…

↓この日は…この列車が北上する他方、擦違う筈の南下中の列車が少し遅れて、士別駅でやや長く停車したので、到着が少々遅れた…「やれやれ稚内へ着いた…」と車輌を眺めていた間に、さり気なく日付が改まったかもしれない…
30-09-2019 Wakkanai Station (1)

この<サロベツ>の「3号」が到着する頃の稚内…「街が寝静まり始める頃」という寂寥感も在り、他所から旅行で着く場面では不便な場合も在るかもしれないが…近隣に住んでいる立場では「長く暗い道程を踏破して、御馴染みの列車が無事に着いた…」という安堵感が沸き上がる…

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