↓海面を見詰めると、揺れているのと錯覚してしまいそうな、少し大きなうねりの海面だった…

↓うねる海面を見下ろす天空は、「強風に揺れるカーテンの奥から光が見え隠れ」という状況にも似て、強風で刻々と流れる雲の間から、朝陽の光が干渉する空模様を覗かせていた…

↓浪の音に、甲高い海鳥の啼く声が交じった…

↓日出の時刻の辺りになって、それを過ぎても朝陽の姿は視えない…他方で甲高い海鳥の啼く声は時折浪の音に交じり、風に或いは抗い、或いは乗るかのように彼らの“編隊飛行”が散見した…

↓明るい他方で、朝陽の姿が見え悪い…そんな朝だった…

↓こういう様子を海岸で眺めるのは面白いが…強めな風が冷たく、少々手が悴む感でもあった…

何やら「秋の出口」が開かれているかのように感じられる早朝だった…
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