劇作家として知られるチェーホフは、若い頃は寧ろ種々の小説を綴っていた。そんな彼が「30歳の新進作家」であった1890年、サハリンに足跡を残している。
↓チェーホフは遥々サハリンの地を訪れ、サハリンでの見聞を纏めた『サハリン島』という本を著した。上梓されたのは1895年である。その事績を伝えるモニュメントだ…

非常に有名な作家で、「実際にサハリンに所縁が在る」ということで、サハリンではチェーホフは殊更に敬愛されているように見受けられる…空港の命名に関しても、幾つかの候補の中で、アッサリとチェーホフの名が採られたようだ…
モスクワ方面から、様々な交通手段でハバロフスク地方のアムール川河口に在る二コラエフスクへ至り、船で海を渡ってサハリンのアレクサンドロフスクに至ったというチェーホフの旅は、辿り着くだけで3ヶ月も要したというモノだ…モニュメントは、彼の訪れた時代の状況など、本に綴られた内容等も紹介する資料館の辺りに在る…
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