旭川到着…雪…(2019.11.08)

夕方に稚内駅を出る列車で南下…途中の車中では、時間の相当なパーセンテージを居眠りに費やしてしまっていた。この時季、発車を待つ段階で既に暗く、旭川駅の少し北、車輛基地になっている辺りを過ぎて漸く「街の…灯り…」という雰囲気が暗い車窓の、映り込む自身の姿を含む車内の様子の向こうに見え隠れするようになるのだが、稚内駅から直ぐの南稚内駅の少し先からは「駅以外は真っ暗に見える場所が殆ど??」という様相なのだ…居眠りしていて「何時の間にか美深?あれ?発車した?名寄が近い?」という位になれば、何やら「非常に速い??」という気分になるというものだ…

稚内駅から札幌駅へ向かう<宗谷>は、士別駅で北上する<サロベツ>と行違う。「単線区間」であるが故、<サロベツ>が少し遅れると、士別駅で待機停車が発生するので<宗谷>も少々遅れる。今般もその状況が発生していたが…数分の延着で、然程気にもならない…

↓駅から街への出口に佇んだ…
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↑「雪…だ…」と口を突いた…

稚内駅周辺も雪が断続する状況が続いていた。早朝には未だ積雪は然程でもなかったが、夕刻には「少し白く覆われて…」という按配だった。そして、暗い車窓を何気なく視ていた範囲で言えば、「雪が降っている?」という感じの場所が多かったかもしれない…

↓「雪…」と思いながらぼんやりしてしまったが、脇から傘を手にした人が現れて、スタスタと街の側へ進んで行った…
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↓自身でも少し進み、駅の側を振り返った…
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↑「降雪に霞む」とも「雪の中に浮かび上がるかのように」とも言い得る感じがした…

↓厳冬期のような低温には未だ至っていないので、やや粒が大き目で湿った雪が降り頻っていた…
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いよいよ「こういう季節…」というような按配だ…

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